つかれてしまった

 毎日がそこそこに充実していたのだけれど、ここに来て、今更、自分の立場を理解した。そして、今になって、この道を選んだことを後悔した。


 はじめから無理だったんだなぁと、思ってしまった。


 一度思ってしまったら、もう、逆らえないで思考だけどんどんぐるぐる巡る巡る。多分最初っから、壊れたあの日からもう未来なんて修復不可能で、どうしてあの時勢いに任せていっそ死んでしまなかったのかとすら思う。


 どの道、どの方向へ行ったとしても、きっとこうなってたんだろう。


 もう疲れた。考えたくもない。完全にストップしてしまった。
 いっそやめてしまったらいいんじゃないのか。ここは12階なんだし、一歩踏め出せば確実に全部終わらせられるなぁなんて笑える厨二病。夜が来ると怖い。朝が来ると絶望する。二度と目覚めない夜ならば、歓迎するけれど。


 強いとか頑張ってるとか頭がいいとか実力があるとかなんだとか、過大評価もいいところだ。やれば出来るとかでもそのやるまでの力があたしにはかけてるってなんで気づいてくれないんだろう。なんでそんな期待するの。思い。痛い。体が押しつぶされそうだ。


 明日が来るのが怖い。眠らなければ。起きなければ。眠らなければ。起きなければ。寝て、起きて、寝て、起きて、また、寝て、でも起きなければいけない。基本的なことなんだけど。


 あまりに厨二病過ぎて笑ってしまう。自覚できてるぶんなおさら痛い。





 多分だめだな私。