黙って髪をなでて抱きしめて

 ハリーポッターと不死鳥の騎士団を見た。ハリー役のダニエル・ラドクリフももう滅茶苦茶大人になったなぁ。ハリーポッターは一番最初の賢者の石のときから見ているけど、見るたびに大人になっていて、映画もそれにあわせるように進んでいるので、私はあんまり違和感なく観ているんだけど、どうだろう。といっても、私はハリーポッターシリーズ原作を5作目にして断念(不死鳥〜を途中で放棄)したので、今回の話は割りと難しかったというか…正直良く分からなかったな。やっぱりあれだけ長い話を2時間やそこらでしようとすると大変なのだろう。今度、年末までに後悔するか分からないけど、京極夏彦の「魍魎の匣」も映画化されるが、そちらもどうなるのやら。これも「姑獲鳥の夏」は劇場で見てパンフ持ってるから、「魍魎の匣」も…という流れなのだけれど、前回と関口役が変わって椎名桔平になったので、どう雰囲気が変わってくるのか楽しみだ。

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(1枚組)

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(1枚組)


 さて、勤労感謝の日である。別に普段勤労しているわけではないのだが、休みなので昼まで眠った。今日は薬の切れがよかったのか、正午丁度ぐらいに起こされて割とすっきりと目覚めることが出来た。こういう日に限って、なんだか面白い夢を見た気がするのに、目を覚ました瞬間忘れてしまう。夢日記をつけようつけようと思ってはなんとなく先延ばしにしているのだけど、自分の脳みそがHDDだったらいいのになぁと思うのはいつものことで。たとえば友達と過ごした時間だとか、綺麗な景色を見た瞬間だとか、素敵な言葉を小説で読んだときだとか、面白い映画を観たときだとか、なんでこの脳みそには忘れるという機能がついてるんだ! と思ってしまう。もちろん、忘れなければ人間やっていけないということは当然なのだが、絶対に忘れたくないという思い出なんかもある。そういうものが日々を過ごすたびに色あせていくのはもったいないなぁと思うのだ。ただ色あせていくから魅力的だという思い出もあるし、絶対に忘れてしまいたい思い出もあるだろう。そう考えると、長いスパンで考えた場合やっぱり忘れる機能というのは失っては生きてはいけないと思う。それに、色あせさせたくない思い出のために、私たちの忘れる脳みその代わりに、カメラやビデオがあるのだからそれをフル活用すればいい。そう考えるとやっぱりいいカメラが欲しくなる。一眼レフ欲しいなぁ…。
 閑話休題。閑話が長すぎたか。そんなわけで昼に起きて、休日なのでやっぱりケーキ屋へ。起きた直後は卒論やろうと思っていたのだが、今日は前に紹介した西宮北口エイジ・ニッタへドライブしてきた。そして頼むは珍しくも新商品。カシスとオレンジを練りこんだ生地に、洋ナシのムースとコンポート?かな?を乗せた一品。絶品だった。母親は和栗のモンブランを購入していて、そっちも味見させてもらったのだが、…結構なお手前で。父親はタルトタタンとかアップルパイ系の焼き菓子が好きなのだが、いろいろな趣向が似通っているのにこれだけは趣味が分かれてしまう。私はケーキなら断然生菓子で頂きたいのである。他にも、ミルフィーユやシンプルなショートケーキなど、そそる商品はたくさんあったので、今、今日買ったケーキが美味しかったとはいえ他のケーキにすればよかったという思いでいっぱい。まあ、いつものことなのだが。一度「全商品ひとつずつ」という豪快な注文をしてみたい。
 あとは、ケーキ屋の帰りにレンタルショップへ寄った。久々に行ったので、なんだか色んな新作が。色々選びまくって、4本。まぁ、土日はさむしなぁ。1本は父親だけのために借りた「300(スリー・ハンドレット)、私だけのために借りた「蟲師」、あとはハリポタの新作と「スパイダーマン」。今夜ハリポタを観たので、多分、明日の夜にスパイダーマンを観ることになりそうだ。蟲師は月曜かな…火曜でもいいけど。なにしろ卒論のことがあるので、あんまり時間を取ってゆっくりはしていられない。というかこんなとこでこんな御託を並べているぐらいなら卒論したほうがいいんじゃないのか自分。…自虐行為はやめとこう。わかってやってるあたりがタチ悪いな。しかし蟲師は映画化すると聞いたときからキャスト具合もあって観たかったので、なんとか時間を割いてゆっくり見たい作品である。

蟲師 (通常版) [DVD]

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 さて明日はバイトー。午後は時間があるので本当なんとか卒論に手をつけたい。ていうか早く神降りて来い…!!! 卒論ってつきつめれば小説みたいなもんで、神さえ降りてこればなんとか書き進められると思うんだ。ということを父に言ったら、「待ってるだけ無駄やん」と一蹴された。む、、、無駄じゃない、、、無駄じゃないもん!!!