雨は夜更け過ぎに、雪へと変わるだろう

 今年二浪目の弟のセンターが終わった。色んな意味で。母親が、弟が寝ている間に勝手に隠れて採点したらしいのだが、一日目の結果は散々。去年よりも悪かったらしい。二日目の今日もあまり出来ていたようには思えないのだそうだ。それでどこの大学に受かるんだろう…。もはや三浪決定かという空気が家の中に流れていて、非常に重い。私は別に本人の勝手だし三浪するならしてまともな大学に入ればいいと思うんだけど、やっぱり両親からみたら全然違うんだろうな。でも、私が見る限り弟がちゃんと勉強してきたようには思えないから、もう一年本気でやればどっか受かるんじゃないかなぁ…。親に言わせると、あそこまでやらないのなら後何年やっても一緒だということなんだけれど。まぁ、どうでもいいんだけどね、ぶっちゃけ。正直なところどっか地方の大学に入って家から出て行ってくれると一番嬉しい。なんだかんだいって弟のことがとてつもなく嫌いなので。仲良さげに見えるらしいんだけど、本心ではめっちゃ鬱陶しくて、あの能天気さを見るたびにイラついてるんだよね。あそこまで何も考えずに生きられたら楽だろうなっていう苛々なんだろうけど。いや、ノー天気にもほどがある。


 今日はいつもの休日どおり昼過ぎまで寝た。なんだかまた変な夢を見た気がするのだが覚えていない。昨日は、母親がいないことをいいことに夜眠ったのが遅かったので、その分睡眠時間はいつもの休日よりすくなかったかもしれない。今日は父親が朝からゴルフに行くということで、昨晩、朝ごはんにおにぎりを作っておいた。シンプルなおかかおにぎりなのだが、起きてみればちゃんと三つ食べてくれていたようで、少し嬉しい。そう思っていたら、実は三つのうち父親が食べたのは一つで、残りの一つは母親が出先から昼間帰ってきたときに食べたのだそうだ。まぁなんだかんだいって作ったものを全部平らげてくれたのは嬉しいことで。父親も母親も美味しかったと言ってくれたし♪ といっても、おにぎりの一つや二つ、不味く作るほうが難しい。ちなみに作り方はご飯に、しょうゆぶっ掛けた鰹節を入れて握るだけである。勿論手には塩水をつけて。これだけで、シンプル・イズ・ザ・ベストのおにぎりの出来上がり。夜に作って翌日の朝食べられるので、作りおきにはとっておきである。昨日の夜は、有栖川有栖の「46番目の密室」を読もうと思っていたのだが、「蟲師」が来月新刊発売だと思うとなんとなく読み返したくなってしまった「蟲師」を読んでいた。綾辻行人の「殺人方程式」は読み終わったし、今日は有栖川有栖の作品にチャレンジしてみようかな。ちなみに、「殺人方程式」、犯人は途中で分かったのだが、トリックは少し難解だった。ちょっと京極夏彦の薀蓄を読み飛ばすような感じ。
 おきてからは軽く化粧をして、母親スーパーに夕飯の買出しに行った。いつも行っているスーパーへ行ったのだが、今日の夕飯であるうどんすきのうどんが売っていなくて、急遽同じスーパーの別の店へ買いにドライブをすることに。今日はMINIが点検から帰って来て、久しぶりにMINIで遠出した。点検されたMINIはなんだかぴかぴかに磨かれていて、知らない間につけた傷も綺麗になっていて満足。本当は運転したかったのだが、なんとなくボーっとしていたので母親に任せることに。結局3件スーパーをハシゴして、なべの材料を調達した。うどんすきって白菜とか、湯葉とか、ちくわとか、色々なものが突っ込めていいなぁ。鶏つくねも、自分でしょうが汁とか味噌とか白ねぎを混ぜ込んで、おうちならではのつくねおを作るのも楽しいし。最後に、卵を落として食べるのも美味しい♪ それにこれだけ寒いと鍋がやっぱりいいんだな。今日は寒すぎで、いつ雨が雪に変わるか…と思っていたのだけど、未だ瀬戸内では雪は降っていない。夜更け過ぎに雪になってしまったら、明日の朝歩いて通勤しなくちゃいけないのでとにかく雪にだけはなって欲しくないのだけれど、雪が降ったら降ったでなんだかわくわくしますね。昔京都に住んでいた頃には、積雪はあたりまえだったのだけど、瀬戸内に引っ越してからは何年雪が積もるのを見ていないだろう…、これも温暖化の影響なのかな。何もないのなら積もってくれて結構だけど、通勤歩きはきついので出来るだけ降らないで欲しいというのが本心である。

46番目の密室 (講談社文庫)

46番目の密室 (講談社文庫)

 明日は、というか明日明後日は一日仕事である。明日は午前が受付で午後が検査。検査、正直もう嫌。何も分からないところからのスタートなので本当に覚えることがいっぱいで、こんなんで将来やっていけるのかどうか不安になるし、何度も分からないで教えてくれる常勤に質問するのもいやだ。でも一度で覚えようってったって、あんなに大量の情報を一度で覚えられるわけないし…。はぁ。気が重いなぁ…。でも多分明日は寒くて空いてるだろうから、そんなに色々焦ってしなくても大丈夫そうだ。少しずつ吸収していこう。