からすみを食べ続ける女

 思えばクリスマスから一ヶ月たっていないんだなあと思うと、割と時間の流れがゆっくりなような気がする。ただ、高校にあがってから卒業、大学に入ってから卒業するまでの間は本当に短く感じられるのだ。ついこの間、友好を深めるための一泊研修に行ったばかりのような。友人と霊感バスガイドを一緒に見ていたことも、つい最近のように感じる。(今、仲のよい友達と夜なべして菊川怜の霊感バスガイドというドラマを一緒に見ていた) これは不思議なことで、今朝あったことすら遠く感じられるのに、長いスパンで見れば時の流れが非常に早い。言ってる間に卒業式が来るんだろうな…。ていうか卒業式の予行で名前呼ばれなかったら卒業できてないって凄い怖いことだと思う。それまでにちゃんと卒業できるのかどうか確認することができたらなぁ…。一応、自分で見る限りでは某講義の単位すら取れていれば卒業できるはずなのだけれど…。これで予行で名前呼ばれなかったらホント死ぬ…。


 今日は、大分熱が下がっていて朝九時ぐらいに起床。それから母親が弟の予備校の先生と面談があるというので三宮まで行った。母親が面談をしている間、私はサンマルクで本を読んだり、そごうをぶらぶらしたりと時間をつぶすことに。そごうに入っているバーバリーで滅茶苦茶可愛いミニスカが売っていたのだが、合うサイズが5号以下の私には、7号のスカートは大きすぎて断念。SSサイズのバーバリーがあればいいのだけれど、SSサイズの服売り場に行ってもなかった。というか、そごうのSSサイズのところ、めぼしいブランドがなくて、全然駄目(駄目って) 結局、こんな服がはやってんだーとか思いながら服売り場はスルーして、隣の新館に入っているLOFT紀伊国屋で時間をつぶした。LOFTでは、仕事で覚えたことをメモする小さなバインダーとメモリーフを購入。丁度ナース服のポケットに入る大きさである。それから、紀伊国屋では料理本を立ち読み。主婦の友から出ている野菜おかずの本が色々美味しそうなものが載っていて購買意欲を刺激されたのだが、よく考えたら毎日仕事で作ってる暇ねぇなと。毎日仕事に入っているおかげで、夕飯を作るという時間がなくなったのは残念。色々作って美味しいといわれることが嬉しいのにな。それから面談の終わった母親と落ち合わせて、そごうの中にあるイタリアンレストランへ。母親はきのこのパスタを頼み、私はカロリーのなさそうな葉野菜のサラダを頼んだ。サラダ、本当にキャベツと水菜だけで全くカロリーがなさそうなのでそれはちゃんと食べられた。
 午後は、三宮から梅田(神戸から大阪)へ大移動。久しぶりに滅茶苦茶阪急電車乗った気がする。高校のときは学校サボって三宮梅田間うろうろしてたものだけど。天王寺にある病院まで行ったのだが、予約の時間まで少しあったので、近鉄の百貨店でお茶を飲んでお喋りをしながら時間をつぶした。病院では、「うつ気質というハンデを持ちながら今まで生きてきたことが偉いことだ」といわれたのだけれど、イマイチ自分が生きてきていて偉いとは思えない。だらだら生きながらえてきただけで、今すぐ死んだって別にかまわないと思うのはやはりいつもと同じで。薬でそれがマシになるのか。だましだましやっている雰囲気である。それから、梅田へ戻って、FANCL資生堂で化粧水と化粧品を購入した。FANCLでは洗顔材、化粧水、乳液を3か月分、資生堂ではマキアージュのアイシャドウとパウダー。阪急の会員なので、一割引で入手。セールがやっていたので、服屋さんも覗いたのだが、なんだかしんどくって帰宅してしまった。帰宅後は、オニオンスープマカロニグラタンの用意をする。オニオンスープ、ひたすらたまねぎをいためて右手が少し痛い。マカロニグラタンではホワイトソースが少し失敗してしまった。バターに小麦粉を混ぜる段階で、少し火が強かったのである。ただ、出来上がったものは十分美味しくって、ホワイトソースって適当に作っても結構美味しくできるものだなーと再確認。何時も適当である。


 先ほど熱を測ったらまだ38度あってびっくりした。結構マシになったと思っていたのだけれど。明日も仕事に出れるかどうか微妙なところである。今日は早く寝よう。今、恩田陸の「上と外」を読んでいるので、寝る前にはそれを読もうかな。

上と外〈上〉 (幻冬舎文庫)

上と外〈上〉 (幻冬舎文庫)