舞い上がれこの願い 雲を突き抜けて

　ごはんにかけるドレッシング、というのがキューピーから発売になった。これ、ご飯にサラダ、それから刺身とか唐揚げを乗せて、その上からドレッシングをかけるという食べ方を提唱しているのだけど、なんだか不思議な感じ。ロコモコなんかは、ご飯の上にキャベツとハンバーグを乗せて食べるけど、それに近い感じなのかなぁ。サラダを美味しく食べようという趣向なのだろうか、ごはんにサラダを合わせるというのはまぁ新しいとは思う。まぁ、家ではなかなかしない食べ方であるし。いずれにせよ何時かは食べてみたい。近くのスーパーで売っていたけど、結局買わなかったんだよな。キューピーのサイトに行くと、レシピが乗っていて、そこでは和風ドレッシングのほうではまぐろのサラダご飯、香味たまねぎドレッシングのほうでは鶏からあげのサラダご飯というのが紹介されていた。マグロとアボガドというのも飲み屋ではよく出てくるよな。母親はあの新しい感じが苦手なのかなかなか料理には使わないけど、私は結構あの森のバターな感じが好きでよく食べる。サーモンとアボガドの生春巻きなんて最高だよな。

　さて、今日はいつもと大体同じぐらいに起きた。前採った採血検査で、容器が規定のものと違っていたらしく再度血を採りにいったのである。二度手間…。近くの大学では入学式だったらしく、真新しいスーツに身を包んだ学生たちがうようよいた。これから大学生かーと思うと少し羨ましい。けど、もう一度学生やりたいかと言われるとそうでもないな。弟は晴れて大学生になったわけだけど。やり直すならこの腐った人生、高１ぐらいからやり直したいかもしれない。って何を朝からナーバスになっているのか。とりあえず血を採ってきて、帰って来てから少しだけ部屋の掃除をする。最近してなかったので、そろそろ抜け始めた猫の毛（春から夏にかけて毛が抜ける）で凄いことになっていたのだ。あとは服。結構脱ぎ散らかす方なので大分散らかっていた。それも全部片付けて、本棚を除けば綺麗になった。相変わらずごちゃごちゃな本棚は…後回し。といって後回しにするから何時までも片付かないんだけどね。それから母親と大阪へ。今日は久々の精神科受診である。といってもしばらく時間があったので、銀行と郵便局で用事を済ませて、阪急百貨店の中のカフェで一息して、雑貨屋でで、家用に使えそうなグラスを買った。うちのグラス、割れているのかどこかいったのか、どんどん数が減ってきているのである。三種類ぐらい色々なグラスをセットで買った。中でも、ブレーメンの音楽隊のシルエットが入っているグラスが可愛くて、家に届いたらお気に入りになりそうだ。
　午後は精神科へ。入る前から今日はなんだか心が弱っているなぁと思っていたのだけれど、案の定泣いた。人前で泣くなんてなんて恥ずかしい。それでも最近思っていることなんかを話していたらどうしても泣かずにはいられなくて、用意してあるティッシュを大量に消費。先生にはそろそろキてるころだろうなぁと思われていたらしく、思っていた通りだといわれた。それから、母親にちゃんと自分の思っていることを伝えないと、といわれたけれど、未だにそれは出来ない。言おうとするとどうしても喉の奥でつっかえてしまってどうしても言えない。というか、言おうとすると何が言いたかったのかとたんにわからなくなったり、どうせ言っても分かってもらえないと思うと言えなくなるのだ。言っても無駄なんだろうなぁという気持ちは変わらない。私が何か言ったところで何かが変わるわけじゃないし、今までと同じ生活を強要されるだけだ。見かねた先生が母親も診察室に呼んで話をさせようとしてくれたのだけれど、それでも無理だった。しまいにはメソメソしている私に痺れを切らした母親がキレて、私を診察室から追い出して先生と二人だけで話をしていた。母親も母親で私の所為で追い詰められているのだと思うとそれがまた申し訳なかったりして自分が嫌になる。診察室を出るときには、三週間後来院するまで生きているんだよ、と先生と約束させられたが、自身はない。だってもう私に生きている意味なんてないんだから。

　帰りの電車の中で、久しぶりに「キノの旅」を読んでいた。時雨沢恵一の小説は、淡々とした文章と死生観が好きで全部持っている。「アリソン」とか「リリアとトレイズ」とか色々なシリーズが出ているけど、やっぱり「キノの旅」が逸脱して面白いな。今は丁度読む本がないとこだし、全巻読み返してもいいかもしれない。

キノの旅―The beautiful world (電撃文庫 (0461))

　さて！　明日は仕事なので早めに寝たいとこだけど。仕事、嫌々やっていて本当面白いことがない。最近楽しんで何かしたというためしがないぐらいに病んでいる気が。生きてる意味ないよなーほんと…。早く寝たい、より、早く死にたい。さっさと腕切って死ねたらいいのにな…。