幸せになるための27のドレス ★★★☆☆

 これは思ったより平凡だったかなぁ。もう少しおしゃれな映画を想像していた。主人公は今まで27の結婚式で付添い人(結婚式を企画したりドレスのアレンジをしたりする)をして、でも自分はずっと勤めている会社の社長に片思い。社長以外は全員主人公の思いに気付いているのだが。そんな中、ずっと片思いしていた相手が、主人公の実の妹の毒牙にかかって結婚するかもしれない…どうする主人公。一方で、主人公の付添い人人生に興味を持ったライターは主人公の手帳を拾い、記事にするために主人公に近づいてくる。ラストが分かってしまうので上手く書けないが、甘え上手の妹とのやり取りとか、その辺の流れが少し強引だったような気がする。ラストもまあまあだったがどうにも集中しにくい映画だった。同じ恋愛物の映画では、最近観たものの中では「ホリデイ」「ラブソングができるまで」の方がはるかに良かったと思う。ということでこちらは★3つぐらいか。ただ当たり外れのある恋愛もののなかではまぁ良かったほうだろう。今まで観たことのある恋愛映画では少し古いが「ユー・ガット・メール」なんかも良かった。次は「ベガスの恋に勝つルール」に期待。