ハッピーフライト ★★★★★

 副操縦士の鈴木(田辺誠一)は、機長昇格の最終訓練である乗客を乗せて飛ぶ実地試験でホノルルに向けて飛び立つことになる。彼は試験教官として同乗する威圧感たっぷりの機長の原田(時任三郎)を前に緊張感を募らせていた。そんな中、キャビンアテンダントの斎藤(綾瀬はるか)は夢にまで見た国際線フライトに臨み、緊張感がピークに達していた。(シネマトゥデイ

 楽しかった〜! 安心して観れる映画でした。キャビンアテンダントや操縦士、現場の裏がよくわかるというか。たぶん、誇張されていて無茶なところもあるんだろうけど、観ている側としてはそれぐらいやってくれないと面白くないところ。キャラもそれぞれはまってて、登場人物全員にそれぞれ何らかのストーリーが与えられているのが、飽きさせないでよかった。特に、天然キャビンアテンダント綾瀬はるかとあわあわする田辺誠一はハマり役。泣き所はないけれど、笑えるシーンはたくさん。最後に大物がチョロっと出てきたりして、それもなんか微笑ましいし。今年見た邦画の中では二位か三位ぐらいには入るかな。一位は「パコと魔法の絵本」です。あとは「容疑者Xの献身」が結構よかったからね。なんか最近気持ちが重かったのでそれを払拭してくれるような映画でした。映画館でわざわざ観るのもなぁという人は、DVD化してから見ても十分楽しめると思います。母親も満足したみたいで、映画と一緒にハッピーになれた♪ 素直に楽しめるという点で★は5つ! 次はたぶん、日曜ぐらいに「レッドクリフ」観ると思います。たぶん。