闇の淵。光は、少し見える。

 新潮社の豪華作家陣によるオムニバス短篇集「Story Seller」読み終わりました!(前日「BOOK」項参照) 残すところ、道尾秀介本多孝好だったのですが、前者のほうは、なんかこう今までのイメージをまたこう覆されるような感じで。ハッピーエンドと言えばハッピーエンドか。米澤氏が幸福から絶望への突き落としだとすれば、道尾秀介の「光の箱」は逆に近い感じ。内容は結構エグイんだけど、終わりはなんか割と綺麗で納得してしまう。そして、本多孝好はまたこれ。らしいっちゃ、らしいんだけど、結構特殊な話書いたなぁという「ここじゃない場所」。この人の書く登場人物の台詞って、なんていうか普通の台詞なのに、使い様なのか、シーンのバックグラウンドがあるからか、結構グサッとくる(それをもっとリアルに近づけると、辻村深月かな) 自分が同じ立場だと立ち直れないような衝撃。でもそれを割と綺麗にまとめちゃうから作家って凄いなぁと思うわけです。全くストーリーに触れない感想で申し訳ないが。それにしても素晴らしい本ですね。読み応えがありすぎて疲れました。でも読み終わって疲れるような小説こそ、評価したい。それだけ人の脳みそにグイグイ入ってきてるわけだから。「Story Seller」はどうやら2もあるらしいです。文庫化を早く! 早く!!!


 って、…あれ? 昨日さ、「封印封印」って、言ったよな? 日記の最後に。………………(^U^)  がっつり読み終わったっつーのwww しかも午前二時にな!! いつの間にかカップ焼きそばの特盛りタイプ2つ平らげたっつーのな!! …ふぅーーー…、駄目かも知れない。っていうか、違うわ、駄目なんだよね。うん、どこまでもね。果てしなく。果てのないほどに。どうしようもないほどに。今日、八時前に目覚ましで起きて、効きすぎたクーラーに身震いして、布団にもぐりこんで眼を開いたま、久しぶりに「仕事行きたくねェーーー」って、思った。でも、八時にはちゃんとリビングで、笑顔作って、自分で淹れたカフェオレ飲んでた。「オハヨゥ、オカアサン」。ちゃあんとメイクもして、とりあえずよしやるぞくらいにはテンション上げて、仕事場の扉を開いた瞬間、早出の二人がB2で、思わず胃の中のカフェオレを戻しそうになった。うっわぁーーーーー、挨拶もしねぇwwwww まぁでも、持ちこたえた。午前は、壮絶。いや、忙しさが。疲れた。シフトは受付で、コンビ組むレセがチーフで助かった。午前に終わらせなければいけない仕事を残したまま、市役所に行かねばならなかったので一時に上がって昼休みへ。仕事場の近くまでやってきてた弟と用事を済ませていったん帰宅。
 立ちっぱなしだったからか、変な緊張からか、なんかすごい太ももの後ろが張ってて、脂肪が全部筋肉になったのかと思うほどカチカチに張ってて、痛い。弟とマクドに寄って買ったバーガーを食いつつ、弟から、両親にはうっとうしいから話さないような内容の愚痴を聞かされる。人の愚痴に割と簡単に感化される私。自分も愚痴り返して相乗効果でムカムカ。なんか弟も、かなりまいってて、話聞いてるだけで気が滅入る。部活とか、人間関係とか、その他、もろもろ。無神経、KY、重い、マジでしんどい、無理、やめたい、そんな言葉がキャッチボールされて、うん。最後に、いつの間にかまた煙草を吸い始めていた弟に、死んだ目で、「おねえ、切るなよ」と静かに言われる。思わず「お前もな」。家の中で唯一まともで、私以上には期待されているという自覚があるせいで、どうせ駄目だしと割り切ってる私よりは、まぁ、しんどいんだろうなぁ。でも、身近に味方になってくれるような友人がいっぱいいるんだし、それだけでもマシじゃん、と、覚めた心で思う。駄目だもう狂うと思いながら輝かんばかりの笑顔で午後の検査勤務を終え、母親に自分の状態だけ話して、残ってたリーゼをもらった。ほんとどうしようもないときは、頼るしかないよな…。気休めでもほら、プラシーボみたいな…。あと太ももが痛すぎるので、ハリコレに出れんばかりに湿布張った。ちべたい。きもちい。


 今凄い眠いです。眠いのかしんどいのか。起きたまま頭のスイッチ切ってみたい。でも無理だからこれ書き終わってiPodちょといじったら寝るわ。ニコ動でclearさんの新曲「Merody in the sky」がうpされてたので、それ移したら聞きながら寝る。栗プリンさんが「スピカ」歌ってたけど、いいんだけど、私はノワールさんのが好き。さて明日も仕事。一日仕事。母親に「あれ? 午前だけちゃうん?」って言われたけどチーフの容赦ないシフトのおかげでフルタイム。でもね、仕事自体は、すっげぇ楽しいんだこれが。意外かもしれないけど実はね。可及的速やかに仕事辞めたいけど、仕事楽しいって矛盾。だから早く医専入って勉強して資格取るね。物理の単位認定試験、受かってたらいいのになー…。