AVATER(3D字幕版) ★★★★★

 うぉぉぉーーーーー! すげぇグラフィック!!! 私の友人は「青い人がいっぱい出てくる…ガタガタ」とか言ってたけど、別にそういうのは抵抗なく見れるのでガッツリ楽しみでした!
 えーっと、未来なのかパラレルなのか、とりあえず異星にあるすごく高価な鉱石を手にいれるために人間が侵略しようとする。異星にはナヴィという異星人が住んでいて、彼らは聖なる木とそれに宿る神、自然そういったもの(エイワ)を信仰して平和に暮らしている。人間は、人間とナヴィの遺伝子を組み合わせたナヴィそっくりの体(アバター)に、人間の意識をリンクさせて異星人と交流を持ち、最初は懐柔して手懐けようとするが、思ったようには行かない。なぜならその鉱石は、異星人の住むホームツリーと呼ばれる巨大な木の根元に広がっているからだ。異星人やその星の自然をもっと知りたいと言う科学者たちと、とにかく侵略し、ナヴィの一族の住むホームツリーを壊して地下にある鉱石を手に入れたい強硬派。主人公は戦争で足が不自由になった元海兵隊アバターの体を借りて、ナヴィ達の住む森に入っていく。そこで出会い、学び、感じ、彼が最終的に下した結論。
 要するに、侵略ばかりを繰り返す人間たちへの警告という、言ってしまえば在り来りな起承転結なのだけれど、それだけにとどまらないのはグラフィック。そしてそれにプラスられる3Dという要素だろうか。最初はアニメとは違いもっとリアルな世界が3Dになったもんでしんどくなりそうなんだけれど、物語の面白さや、想像を超えたハンパないグラフィックで払拭。いつの間にか3Dという違和感と言うか…驚きはなくなって、後はもう真剣に見入るばかり。ストーリーとグラフィック。どちらがすごいといわれればもちろんグラフィックなのだが、ストーリーもそれに負けないくらいにうまく出来ていた。後半なんかは、「あぁやっぱり人間って…」という、まぁわかりやすいんだけど、それでも考えさせられたのはやっぱりグラフィックなのかな? とにかく、すっごく面白かった! どのキャラも、中途半端でなかったのも良かったかな。わかりやすいし、久々にスケールのデカイ映画では評価できた。個人的には2012は余裕で超えますね。これはスクリーン3Dで見なきゃもったいないよ! あー面白かった!(二回目w)