忘れてはいけないあのこと

 そう、忘れてはいけない。30日までに、卒論発表会用の卒論のレジュメを作らなければならないのである。卒論発表会までは時間があるのだが、副査の教授にレジュメを渡せる一番遅い日程が30日。あの22枚のレポートをどうしたら一枚に要約できるのだろうか…。やろうやろうと思いながらまだ時間があると思うと先延ばしにしてしまうのだが、よく考えればあと三日である。そろそろやらないと危ない。というわけで明日やろうと思う(この辺が駄目人間) 明日できることは明日すればいいのである。そして今日やらないとやばいものだけ今日やればいいのである(わぁ) といってられるのも学生のうちか。だがまだまだ卒業まであるし、卒業までは学生気分でいてもいいじゃないか。…まぁ、仕事はもう社会人的な日程に入っているわけなのだが。


 今日はまだ熱があったのだが、仕事に出てきた。といってもレセコン弄っているだけでひたすら座っておけばよかったので、多少しんどくても耐えられた。しかも今日は寒かったからか季節柄か非常に空いていて、ほとんどの時間を雑用に費やしていた。受付一緒だったのは未だ苦手な新人さんだったのだが、大分受付の内容も覚えてきたようであまりイライラすることはなかったかな。慣れかもしれない。というか多分慣れだと思う。突っ込みたいところは色々あったのだが抑えられただけ私も成長したかなあ。といっても私が突っ込まない分、他の同僚が突っ込んでいただけだけど。雑用というと、カルテの新しいページに両面テープを貼ったり、薬情(薬の説明書)を切ったり、コンタクト用の注文用紙を切ったりとほとんどが切り作業である。はさみを使ってひたすらチョキチョキ切ってると頻繁に無我の境地に達することができる。今日もぼんやりした頭で大分遠くまで行って来た。
 午後は母親と酒屋とスーパーへ。酒屋ではカニの蒸したのを店頭販売していて、そこらじゅうがカニ味噌のにおいでいっぱいになっていた。非常に美味しそうだったのだが精神状態を考えて買わないことに。あと北海道フェアがやっていて、チーズケーキからラーメンから酒のつまみまで色々な物が売ってて、かなり気になったのだが結局ジンギスカンキャラメルは買わず。あれ美味しいんだろうか。以前ちちんぷいぷいか何かで紹介されていてずっと気になっているのだけど、ひどい不味さだといううわさが。あとチョコレートキャラメルもあって少しそそられたのだが、結局、塩ラーメンを一つ買っただけにとどまった。変わりにスパークリングワインと白ワインとチューハイを購入。酒の量は減る気配を見せない。この間病院に掛かったときも、先生ももう言うだけ無駄と考えたのか、酒の量についてはつっこみを受けなかった。これはもう酒飲みの家庭に生まれた事からしてしょうがなかったと思うことにする。帰宅後はリビングと部屋の掃除をした。したら、文芸部時代の冊子が出てきて、地雷爆発。自分でも「こんなの書いたっけ?!」とうろたえ、後書きの自分の若さに思わず赤面。高校生って恐ろしい…!! しかもなんでかトリで一番最後に載っててそこも焦った。あとついでに、中学二年生の時の一泊研修の冊子も出てきて、自分の若さが懐かしくなった。思えばああいうメンバーで行動してたなぁみたいな…。そのうち今でも交流があるのは一人だったりするのだけれど、今でも連絡を取ろうと思えば取れる友人関係だし、ああいう時期に人脈って形成されるんだなぁとか…。自分の文章のつたなさも恥ずかしかった。地雷地雷…。


 ところで、デアゴスティーニから出ている歴史のミステリーというのを父親が買ってきた。結構面白い。週刊なので、毎週買ってこなければいけないところを父親が買ってくるのかがなぞだが、デアゴスティーニと言えば刑事コロンボシリーズも実は購読している。こっちは面白かったりそうでもなかったりだが暇つぶしにはなっている。今日もやっと第三巻を観終えたのだが、第三巻はそこそこかなぁ…。もう少し面白いかと期待したのだけれど。そんな感じで酒を飲みつつダラダラと…。今は父親が大量に届いたオレンジを消費するべくジューサーにかけてカクテルを作っている。寝酒には丁度いい感じだ。明日は昼まで寝て、午後はレジュメを作りたい。明日作らないと月曜火曜酷いことになりそうだから、なんとか仕上げたい。