あの日に帰りたい

 伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」が読みたい! 本屋に行くと店頭に段になって並んでいて、「ラッシュライフ」とか「オーデュボンの祈り」と同じ系統なのかなぁと思っては気になっている。それなりに財力はあるのだからハードカバーでも気にせず買えばいいのだけれど、二千円弱というあの値段が微妙に出し惜しみしてしまう価格なのである。これが、三千円を少し超えたぐらいのDSソフトになってくると意外と買えてしまうのだけれど、文庫本になったら六百円ぐらいのとなるとまた話が違ってくるんだよな。ハードカバーと文庫で千円以上も差があるとやっぱり文庫が出るまで待ってみようかという気になる。流行った本なら文庫かも結構早いだろうし。うーんでも気になるなぁ。

ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバー

 仙台で金田首相の凱旋パレードが行われている、ちょうどその時、青柳雅春は、旧友の森田森吾に、何年かぶりで呼び出されていた。昔話をしたいわけでもないようで、森田の様子はどこかおかしい。訝る青柳に、森田は「おまえは、陥れられている。今も、その最中だ」「金田はパレード中に暗殺される」「逃げろ!オズワルドにされるぞ」と、鬼気迫る調子で訴えた。と、遠くで爆音がし、折しも現れた警官は、青柳に向かって拳銃を構えた―。精緻極まる伏線、忘れがたい会話、構築度の高い物語世界―、伊坂幸太郎のエッセンスを濃密にちりばめた、現時点での集大成。


 今日は予定通り午後まで食い込んで寝続けた。昨日の夜中はまた過食に走っていたらしいのだが、正直覚えていない。おまけにオーバードーズもしたようで、昼起きるのがかなり辛かった…。起きても寝てもしんどいみたいな。早くこの薬地獄から開放されたい…。実は大学の教授で、昨年度定年を迎えて辞めた先生がいるのだけれど、その先生が摂食障害専門の医院を開くらしい。その医院はもう既に予約でいっぱいなのだけれど、なんとかそこに通わせてもらえないかなぁと相談している。とてもいい先生で個人的に何度か相談もさせてもらったんだけど、今の病院の先生とはやっぱり違うなぁ。話してるだけで落ち着いてくると言うか。でも連絡はまだないからやっぱり厳しいのかな…。味覚も満腹感も麻痺して、ただ食べることに執着して、こんな生活もうやめたい。吐かずにちょっとだけ食べればいいじゃん、ていう当たり前のことができなくなる。自分が掛かるまで、授業で習うものでしかなかった病気、なってしまってからはもう後戻りできない状態。辛いよ、ほんとに。もうつかれた。何にも考えずに食べていた日に戻りたい。


 そんなわけでぐったり。今日は適当に切り上げます。明日からまた仕事か…。