クリスマス・キャロル(3D) ★★★★☆

 クリスマスの亡霊のお話。あまりにも有名すぎますが…。金の亡者スクルージーは、とにかくひたすらドケチでイジワル。寄付もしないしチップもしぶしぶ1ペンス。可哀想なスクルージにこき使われるクラチェットはたった一人の社員。クリスマスイブ、寄付を募りに来た募金団体の男性に「貧乏すぎて死んだ方がまし? なら死ねばいいだろう! 余計な人口が減って助かるわ!」とつっぱねます。その晩、彼のもとに、7年前死んでしまった相棒の亡霊があらわれます。鎖につながれ苦しみながら「今夜、お前のところに三人の精霊が訪れる…」と言いのこして亡霊が消えたのち、スクルージーの元には本当に精霊が。過去、現在、未来の精霊が見せる「本当にあったこと・今あること・これから起こること」を見せられた彼が思う事は…??
 確か私がミッキーバージョンで見たときは、スクルージーがドナルドで、クラチェットがミッキー、亡霊はグーフィー、精霊がそれぞれ、ジミニー、豆の木の巨人、ピートだった。が、今回名演を魅せるのは、おなじみのジム・キャリー! いやぁ彼はほんと凄いなぁ。っていうか、なんだろう、すごいCG臭いんだけど、なんなんだ、演技をCGっぽくしてるのか、もとからジム・キャリーの顔をいろいろ変えたCGなのか…ようわからんけど。まぁとにかく、凄かったですよ。多分3Dだったのでなおさら。ストーリーは、30分過ぎたあたりから思い出しました。そして多分知らなくてもオチが読めます笑。ただ、この映画はそうだなぁ…子どもから大人まで、いろんな人が見るべきだなーと思う。神様とかクリスマスとか関係なく、人がどうあるべきかっていうのを、改めて思い知らされるというか。前世も来世も、地獄も天国も、あんまり信じてないけどさー…。改めて見て、子どもの頃、両親がミッキーバージョンでこれを見せてくれてたって言うのが、あぁ、良かったなって思ったよ(今の自分に反映されてればいいな) ただ残念だったのが3Dってさぁ…子どもむけなんか知らんけど、吹替えなんだよねorz 7 years agoみたいな感じの英語をいちいちナレーターが訳すのが超うざかったxxx そのため★が‐1ね。これで字幕だったら間違いなく★5つだよね…。字幕で3Dがないとか、楽しみたいオトナ舐めてるって正直思ったわ。


 ところで普通の映画を3Dで見るの、初めてでした。つうか、なめてた3D…。ガキが喜ぶ飛び出す映画だろ?くらいに思ってた。ごめん。CMまで3Dで流れるもんだから超こうふんした…!!! 特にめっさ待ち望んでるティム・バートン×ジョニー・デップの「不思議の国のアリス」!!!! これも残念なことにCMの時点で吹替えだったわけですが。これもうアレよ? 公開時、字幕×3Dじゃなかったらほんまトサカにくるよ???? で、それに対して、タイタニックの監督の新作品「アバター」は字幕×3Dっぽいんですよね。これはむしろ3Dとして作ったのかな? ほんまグラフィック凄くてこれはとりあえず見に行こうと思ったわけで………つまり、年末までに見たい映画が増えたわけでorz ただ、父親がすんごい好きそうだから誘ってみる! あとCMといえば「カールじいさん」と「ウルルの森」のCM見て、CMで軽く泣いた。多分これ見に行ったら駄目だと思う。涙でメイク落ちる確実に。